あがり症の私が、結婚式の友人代表スピーチを成功させた方法

人間関係・コミュニケーション
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2018年7月のある日、それは突然やってきました。

 

布団でゴロゴロと漫画を読んでいた私のもとに、友人のA子から一通のLINE。

 

おっ、久しぶりだナ〜と思いながらLINEを開くと、私は目を疑って画面を二度見しました。

 

そこには「10月に結婚式をするのだけど、よかったら友人代表スピーチをお願いできないかな?」と書かれていたからです。

 

ゆ…友人代表スピーチ…!!

 

ちょっと待って。

友人代表スピーチってどんなのだっけ。

 

過去に参加した披露宴の光景がぐるぐると頭の中で回り出し、今までに聞いた誰かの友人スピーチを必死に思い出そうとする私。

 

なんかいい話っぽいことを言っていた気もするけれど、内容は全然思い出せない。

ああ、どうしてもっとちゃんと聞いておかなかったんだ。

 

人前で話というと、嫌な思い出ばかりが思い出されます。

 

できることなら、断ってしまいたい…。

 

もっと上手にスピーチできる人が他にいるだろうに、なぜ私に頼んでくれたのだろう…?

 

そこでもう一人の私の声がしました。

 

「そんなの、仲がいいからに決まっているじゃないか。」

 

「うまく話せないかもしれなくても、日頃仲のいい私にやってもらいたかったんじゃないの?」

 

「一生に一度しかない友人の結婚式だよ。やってあげたら、彼女すごく喜ぶよ」

 

「このまま人前で話すことから、一生逃げ続けるの?」

 

カレンダーを見れば、スピーチ本番まではあと3ヶ月。

 

…準備期間はたっぷりある。

 

一人会議の結果、

 

私は

「うまくできるかどうかわからないけど、やってみるよ!!ぜひ友人スピーチをやらせて」

と返信を送りました。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

この3ヶ月後、私は無事に友人スピーチを成功させ、すがすがしい気持ちでこの記事を書いています。

 

新婦のA子本人がとっても喜んでくれたことはもちろん、

 

新婦のお母様やゲストの皆さんからも

 

・素晴らしいスピーチだった

・A子のいいところが全部出ていた

・感動してちょっと泣きそうになった

 

などの、嬉しい感想を頂くことができました。

 

最後のお辞儀が終わり、盛大な拍手に包まれた時の気持ち良さは今でも忘れられません。

 

私のスピーチを聞いていた時のA子の嬉しそうな顔を見たら、本当に引き受けて良かったと思いますし、

 

私自身、人前で話をすることへの苦手意識を克服する良いきっかけになりました。

 

ここからは3ヶ月前の私と同じように悩んでいる人に向けて、

 

私がスピーチを成功させるために本を読んだり、話し方教室に行ったりして、具体的に取り組んだことをわかりやすく書き残しておきたいと思います。

 

なお、スピーチをしてもらえないかという依頼は普通であれば

結婚式の招待状が届く「挙式2ヶ月前」よりも先に来ているはずなので、

2ヶ月前らへんから書いていきます。

 

〜2ヶ月前:友人スピーチをする目的を理解しよう

友人代表スピーチを引き受けてからというもの、「もうこうなりゃ後には引けない!トコトン成功に向けてやってやろう!」と意気込む私でしたが、

 

はて、そもそも友人代表スピーチにおける「成功」とはいったい…?

 

どのような状態になれば「目的を達成した」と言えるのか?

 

悩める私に答えをくれたのが、下記のブログ記事、及びYouTube動画でした。

 

感動を呼ぶ、新郎新婦に絶大に感謝される友人代表スピーチの作り方

 

結婚式のスピーチのコツ 講師:春明力

 

これらを見るまで、私はてっきり友人の私から「新婦に向けて」お祝いの言葉を言うことがスピーチの主目的なのかと思っていましたが、違いました。

 

友人代表として選ばれた私の使命、

それは新婦と仲良しの私だからこそ知っている新婦の魅力を、「参列者の皆さんに向けて」伝えることだったのです。

 

いうなれば、新郎新婦の魅力伝道師です。

 

結婚式という会は「新郎新婦を祝福する」という大きな目的のために皆が集まっています。

 

ですから、その催し物の一部である友人スピーチの内容は、参列者の皆さんが「より二人の結婚をお祝いしたい気分になる」ようなものが望ましいです。

 

私達の友人スピーチを聞いた参列者の皆さんを、

 

「なんて素敵な新郎(新婦)なんだろう!こんなに素晴らしい人柄の二人が結婚して、本当におめでたいなあ〜(*^^*)」

という気分にすることができれば、

 

見事ミッションクリア!!

目的の達成です。

 

そのためには基本、新郎新婦の人柄を褒めていくことになりますので、そのようなスピーチは新郎新婦の二人が聞いても喜んでもらえること間違いなしです。

 

 

2ヶ月前〜:原稿の書き方を知ろう

スピーチの構成

実は、結婚式の友人スピーチ原稿というのは一般的な型があり、大まかな構成は最初から決まっています。

 

私はスピーチ原稿を書くにあたって、この本を参考にしました。

 

麻生けんたろう 著:もうあがらない!結婚式のスピーチで困らない本

こちらの本、電子書籍版がないのが残念ですが、

スピーチするにあたっての気持ちの持ち方から具体的なテクニックまで満載で、本当に買って良かったと思うアタリの本でした。

スピーチ前日まで、何度もお守りのように読み返していたくらいです。

 

本の内容を一部参考にして説明しますが、スピーチは以下の5段階のブロックを組み合わせて作ることができます。

 

1ブロック お祝いの挨拶

2ブロック 自己紹介

3ブロック エピソードの披露

4ブロック 二人へのメッセージ

5ブロック 結びの挨拶

 

5ブロックあるといっても、1、2、5ブロックは定型文のようなものですから、自分で考える必要があるのは、3、4ブロックだけです。

 

1ブロック お祝いの挨拶

「○○(新郎)さん、○○(新婦)さん、ご結婚おめでとうございます。

ご両家、ご親族の皆様にも心からお祝い申し上げます。」でOKです。

 

2ブロック 自己紹介

「私は、新婦の○○さんと同じ高校の同級生だった○○と申します」

「大学時代、○○くんとゼミで4年間一緒だった○○です」

のように、自分の名前と、新郎新婦と親しい関係であることを簡単に説明します。

 

3ブロック エピソードの披露

ここが一番重要な部分です。

エピソードといってもただの思い出話ではなく、新郎新婦の素敵な人柄がわかるような具体的なエピソードを話しましょう。

 

5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)をできるだけ入れて、情景が浮かぶように書くのがポイントです。

 

例)落ち込んでいる時、いつもご飯に誘ってくれたり、夜遅くまで話を聞いてくれたりした→思いやりのある優しい性格

 

例)部活動で人の2倍個人練習をし、○○の成績を残した→一度決めたことは努力して必ず成し遂げる、有言実行の男

 

…のような感じです。

 

4ブロック 二人へのメッセージ

上記のエピソードで紹介したような人柄だからこそ、結婚生活が明るいものになるという結論に繋げます。

 

例)思いやりのある優しい新婦なので、きっとこれからも新郎を支えてくれるでしょう。

 

例)有言実行な○○くんは、今日の誓いの通り○○さんを愛し続け、幸せにするでしょう。

 

…みたいな感じですね。

 

それを述べた後、「末永くお幸せに暮らしてください」と二人の幸せを願えばOKです。

 

5ブロック 結びの挨拶

「本日は、ご結婚、本当におめでとうございます。」で締めます。

 

以上の5ブロックを繋げれば、原稿の完成です。

 

 

友人スピーチは○○に似ている

この、長所がわかるエピソードを披露して将来の再現性をアピールする流れ、どこかで見たことあるなぁと思ったのですが…。

 

まるで学生時代の就職活動にそっくりですよね!

 

就活の時、見ませんでした??

 

「私は大学では野球部のキャプテンとして部員を引っ張っていました。

〜〜のような経験があり(=エピソード)、

このようにリーダーシップがあるので、御社でも活躍できると思います!」みたいなヤツ。

 

就活が自分自身のことを面接官にプレゼンする場だとしたら、

友人に代わって、

友人のことを参列者にプレゼンするのが友人スピーチってことなんだなぁと。

 

プレゼンする対象こそ違えど、やってることはほぼ同じだ!と思った私でした。

 

スピーチで話す時間は3分以内に!

人が集中して話を聞ける時間は3分以内と言われています。

 

仲良しの友人についてアレもコレも言いたくなる気持ちはわかりますが、極力3分以内(ゆっくり話して、約900字くらい)に終わるよう留めましょう。

 

そう言いつつも、私の最終原稿を確認してみたところ、1009字で、3分14秒だったようですが…w

 

まあこのくらいは許容範囲かと思いますが、あまり長くなると「あーあ、早く話終わんねえかな〜」と思われてしまうリスクが高くなるので、気をつけてくださいね!

 

 

エピソードが思いつかない!どうしたらいいの?

わかります。

私もそうでした。

 

急にエピソードとか言われても、え〜っそんな特別な出来事、あったっけかなぁ…ってなりますよねw

 

コツは、いきなり文章として書き出そうとせず、

その人を思い浮かべると出てくるイメージやキーワードを、まずは単語でいいので書き出していくことです。

 

最終的にスピーチでは長所をPRすることになるのですが、

 

この段階では長所でなくてもいいので、自分が思いついたことはどんどん書いていきましょう。

 

一見、短所に見えるようなことでも、短所と長所は表裏一体、言い方を変えたら長所ってこともよくありますからね。

(例:優柔不断で決めるのに時間がかかる→慎重に考え、正しい判断をすることができる)

 

紙にキーワードを書き出していってもよいですが、私はマインドマップというソフトを使いました。

 

実際に私が作っていた図がこちら↓

 

右下の「小さな幸せ」「ヤクルト」という単語がなにかと言いますと、

これは、まず「A子は小さな幸せを大切にしているところがあるよな〜。」と思い、

 

なぜそう思うようになったんだっけ…と考えていたら、その印象をもつようになったきっかけの出来事を思い出しまして。

 

「あ!そうそう、高校時代に合宿で朝ごはんにヤクルトが出た時、

皆さっさと飲み終えていたのに、A子だけ、あとで15時のおやつに飲むんだ〜♪と言ってヤクルトに名前を書いて冷蔵庫にしまっていたんだよなw

ヤクルト一本でここまでルンルンできて、ほほえましい性格だな〜とあの時ぐらいから思ったな」と思い出し、書き留めていたものです。

 

結果的に「小さな幸せ」「ヤクルト」のくだりはスピーチには採用しませんでしたが、

私がA子に対してこの印象をもつようになったように、

 

あなたが友人さんに○○な印象をもつようになったのも、

多分、なにかしらの出来事があって、○○な印象をもつようになったはずなんですよ。

最初に出会った時点では、そういう印象はまだ作られていなかったでしょうから。

 

このように、友人さんに持っている印象を最初に書き出していき、

 

その印象をもつようになったのはいつ頃からだろうか?

なにがきっかけでそう思うようになったのだろう?という順番で考えていくと、具体的な出来事が思い出しやすくなります。

 

もし、それでもなかなか筆が進まない場合、自分はその友人のどういうところが好きで一緒にいたのか?ということを誰かに話してみるのもオススメです。

 

私は、旦那に話を聞いてもらい、「A子って、こんな子なんだよね。なんていうか、お世辞とか嘘とか言わないし、むこうが素で接してくれるから、こっちも気を遣わなくて済むし〜…」などと話をしているうちに、思い出せたことがいくつもありました。

 

アピールする長所は、一つに絞ろう!

私の場合、一番最初は「ほんわかした子ですが、やる時はやるしっかり者」みたいな原稿にしていたのですが、

知人に原稿を読んで聞いてもらったところ、「性格がいくつも出てくると聞いている方が混乱するから、どっちか一つにまとめるとわかりやすいかも」と言われました。

 

また、上述の麻生けんたろうさんのスピーチ本にも、伝えたいことは一つに絞った方が印象に残るとあったので、

「しっかり者」という部分は思い切って消して、「ほんわか」な印象に思い切り寄せて作り直したところ、わかりやすい!と評判が良くなりました。

 

注意点

過去の失敗談の暴露や、過去の恋愛の話、下ネタはNGです。

 

また、結婚式では忌み言葉・重ね言葉という「使わない方がよいとされている言葉」があります。

「別れる」「離れる」などと言うと、離婚や死別など不吉なことを連想させてしまうためです。

 

私は忌み言葉チェッカーというツールを使ってチェックしました。

忌み言葉を簡単一発チェック!結婚式のスピーチや招待状、結婚式ムービーで使ってはいけない縁起の悪いタブーやNGワード

 

 

原稿ができたけど、なんかイマイチ…。その原因はあなたの感じたことが書かれていないから

5ブロックの構成もできているし、3分以内にまとまっているし、実際に起こった出来事から新郎新婦を褒める内容にもちゃんとなっている。

 

でも、なんだかイマイチだな〜という仕上がりの場合、原因は「あなたが新郎新婦に対して感じたことや思ったこと」が抜けているから、かもしれません。

 

先日、私のスピーチが終わった後にお呼ばれした別の披露宴で、新婦友人の友人スピーチを聞いていて、

頑張っているけれどなにかが惜しいな〜と思ったのですが、

 

内容が

 

「高校時代→プールや花火大会へ行って遊んだ。

大学時代→皆で一緒にテニスをした。努力家な○○ちゃんはとてもテニスを頑張り、試合でいい結果を残した。

一番の思い出は社会人になってから海外旅行へ一緒に行ったこと。

これからも仲良くしようね!

おわり」

という感じで、出来事(事実)の羅列だったからなのではないかと思うのですよね。

 

これだと多分、事務的な印象になってしまいます。

 

新婦と新婦友人だけは思い出を振り返れて楽しいかもしれませんが、聞いている人々はちょっと退屈そうでした。

 

実際に起こった出来事を説明するだけではなく、起こった出来事に対し「自分はその時どのように思った!」ということを入れていくと、もっと人間味のあるスピーチになると思うのです。

 

例えば、○○ちゃんがテニスを頑張っていた努力家であることをアピールするなら、

「○○ちゃんは努力家な子でした」と言うだけでなく、

 

「私が学校に来ると、もう○○ちゃんが先に来て練習していて、夜わたしが帰る時にはまだ残って練習していて…。一体、いつ休んでいるの〜!?と思うくらいでした(笑)

ストイックな○○ちゃんには敵わないなあ〜と思い、同い年だけど尊敬しています」

 

↑みたいな感じに自分の感想を入れると。

 

ぐっと人間味が!出ると思うのですよ!!

 

というわけで、自分が新郎(または新婦)に対し思ったことや感じたことがもしまだ入っていなかったら、それをエピソードの中に入れてみましょう。

 

 

原稿ができたら、色々な人に聞いてもらって、感想をもらおう

原稿が完成したらなるべく色々な人に協力してもらい、その人の前で実際に原稿を読んでみて、どう思ったか感想を聞いてみましょう。

 

自分以外の人にも聞いてもらうことによって、独りよがりなスピーチ、身内だけで盛り上がってしまうスピーチになることを防ぐことができます。

 

できれば、新郎新婦と直接繋がりのない人にも聞いてもらえるといいですね。

 

「今、○○っていう言葉が出てきたけど、どういう意味?」など、一般の人が普通に聞いていてわからなかった部分を指摘してもらえるからです。

「あっ、自分のサークル内では普通に使っている言葉だけど、同じサークルじゃない人にはわからないよなぁ〜汗」など、そういったことに気がつくことができます。

 

私は、旦那・旦那の家族・新婦と知り合いでない友人・話し方教室の先生などの前で原稿を読んで、聞いてもらいました。

誰が聞いてもわかるような内容になっているか、いま一度確認しましょ〜。

 

 

1ヶ月前〜:本番であがらないための対策を始めよう

上記のステップを乗り越え、無事に原稿完成までこぎつけた皆様、お疲れ様です。

 

もとからスピーチし慣れている人であれば

もう原稿はできたしOK!!あとは前日まで寝ーようっと♪♪となるかもしれませんが、

(うちの旦那とかこのタイプ…!ぐぎぎ)

 

あがり症な我々には、まだやることが残されています。

 

それは、本番当日に(なるべく)あがらないための対策です。

 

私の場合、大人数の前で話そうとするといつも、心臓はバクバクするし、声がうまく出せないし、脇汗がひどいしで大変です。

 

せっかく頑張って原稿をつくったのに、あがりのせいで台無しにしたくありません。

 

そもそも、どうして人前で話そうとすると、あがってしまうのでしょうか?

あがりの研究(?)を進めるべく、実はわたしもう一冊本を買っておりました。

 

鳥谷朝代 著:1分のスピーチでも、30分のプレゼンでも、人前であがらずに話せる方法 Kindle版

 

前半で紹介した麻生けんたろうさんの本は、結婚式のスピーチに特化した内容でしたが、

 

こちらの鳥谷朝代さんの本は結婚式に限らず、さまざまなシチュエーションで広くスピーチができるようになるための本です。

 

この本によると、あがりの症状というのは、本来悪いものではないらしく。

 

「大勢の人の前で話す」のような、普段はめったにやらない「非日常的」な場面に遭遇すると、

 

「ここ一番で頑張る場面だ!!」と身体が感じ、交感神経を優位にして私達を応援してくれているらしいのです。

 

その結果として、心臓がドキドキしたりするのだとか。

 

適度な緊張は集中力をアップさせ、むしろパフォーマンスを高めてくれるそうですよ。

 

あがりのやつ、敵だと思っていたらまさか味方だったとは…。

応援してくれるのは嬉しいですが、援軍が多すぎるのかいつも緊張しすぎてしまう私です。

 

「緊張しすぎず」「適度な緊張に抑える」ためにはどうしたらいいのか?

 

その答えは、「非日常なこと」を「日常的にやっていること」に変えてしまえばいいのです!

 

具体的には、人前で話す機会に普段から積極的に飛び込んでいくこと。

 

題して、「脳よ!人前をフツーのことだと錯覚しやがれ作戦」です。

 

私がやったことは、

 

・飲み会の幹事を引き受け、皆の前で乾杯の挨拶をした

 

・会社で行われている3分スピーチ当番(普段、半年に一回くらいしか回ってこない)を他の人の分も引き受け、大勢の前でスピーチした

 

などです。

 

飲み会幹事やスピーチ当番なんて皆めんどうくさいと思っていますから、代わりにやらせてくれと頼んだら喜んで交代してくれましたよ。

 

むしろ、なんでやりたいの…?と怪訝な顔をされましたがw

 

飲み会もスピーチ当番もない!という人は、家族や友人などなるべく沢山の人に協力してもらって、大勢の前で話す機会を作りましょう。

 

これらの方法で私は「人前で話す」という状況を日常に近づけました。

 

しかし、まだまだ。

結婚式の披露宴ってすごく華やかでキラキラしてて、普通に人前で話すのともまた違う非日常感がありますよね。

 

その雰囲気に飲まれないためにはどうしたらいいか。

 

私がやったことは、「普段の生活に結婚式っぽさを持ち込む」ことです。

 

・カエラちゃんのbutterflyなど結婚式ソングを流し、結婚式な気分に浸る

 

・家でスピーチ練習をする時は当日の格好を再現したドレス、靴を着て練習する

(ドレスを汚さないよう、下に一枚肌着を着ました)

 

・挙式会場のホームページや動画を見て、当日見る予定の景色を先に見ておく

 

・マイクでスピーチすることに慣れるため、カラオケボックスに行ってスピーチ練習をする

 

などです。

 

特に、当日着る服装は事前に身につけてみた方がよいですよ。

 

フォーマルな雰囲気に慣れる目的もありますが、靴のサイズが合わなかったりして当日バタバタすることを防ぐためです。

 

私は新しい靴を買ったもののユルくて、中敷きを敷いたりして調整することになりましたから。

 

もしいきなりあの靴を履いていたら、当日は靴がすっぽ抜けないか気になってスピーチに集中できなかったと思いますw

 

美容院の予約なども早めにしておき、当日はスピーチのことだけに集中できる環境を整えましょう。

 

また、本番についての情報を新婦から集めておくことも大事です。

 

その方が、より本番に近い状況をイメージして練習できますからね。

 

挙式一ヶ月前にもなればもう内容も固まっているだろうと思い、

私は当日どんな感じで友人スピーチをすることになるのか、気になることは全部新婦に聞きました。

 

・披露宴のどのタイミングでスピーチをするのか

 

・何人くらい参加者がいる披露宴なのか

 

・その場で席についたままスピーチをするのか、前に出ていってスピーチをするのか

 

・当日は何時までに式場に着けばよいか

 

などです。

 

ついでに、「結婚するお相手の名前は本当にこれで間違いないか」も、念の為一緒に確認しました。

(招待状に名前は書いてありますが、もし読み方が違っていたら大変なので)

 

 

参考までに私がスピーチをしたタイミングは、

 

披露宴開始

新郎新婦のウェルカムスピーチ

司会者による新郎新婦のプロフィール紹介

新婦の上司による、乾杯の挨拶

お食事スタート

新郎友人スピーチ

新婦友人スピーチ(ここ!!)

 

…という順番でしたよ。

 

友人スピーチは、披露宴の序盤に来ることが多いみたいですね。

 

なお、当日の時間は早めに来てくれとは言われず、

他の参列者と同じように受付の時間までに来れば大丈夫と言われましたが、

 

私は式場の雰囲気に慣れるために早めに会場に着いておきたかったので、挙式の1時間前くらいに着くように会場へ行きました。

 

 

3週間前〜:本番用の原稿を作成しよう

このあたりから、本番用の原稿を作り始めました。

 

それまでは、Wordで書いた原稿をA4用紙に印刷してスピーチ練習していましたが、それをそのまま本番で持つと見栄えがあまり良くないなと思ったのです。

 

手紙形式のスピーチにはしなかったので友人に渡す予定はありませんでしたが、披露宴だからムービーにも残るかもしれないしなぁ…と思い、綺麗なカードの裏に書くことにしました。

 

↓これが私が実際に使ったカードです

 

このカードの裏に、上記5ブロックの構成と、それぞれのブロックで話す内容のキーワードだけ書くようにしました。

 

もし内容をど忘れしてしまっても、そのキーワードを見れば思い出せるように。

 

全文まるまる書かなかったのは、原稿を丸暗記しようとするのは良くないと、麻生さんの本にも、鳥谷さんの本にも書かれていたからです。

 

伝えたい内容を同じように伝えることができれば言い回しなどは多少変わっても全然問題ない、とのことだったので、

その言葉を信じ、予定とちょっと違う言い回しになってしまっても、あまり気にしないようにして練習を続けました。

 

ちなみに、本番では原稿を見ないで言えた方がスマートですが、心配なら見てもOKと、私は話し方教室の先生から言われましたよ。

(手紙形式のスピーチ以外でも、原稿を手に持っていてOKだそうです)

 

私は心配性なので、そう言われてほっとしました。

 

基本は暗記して見ないで言うつもりでしたが、練習したとしても緊張で頭が真っ白になって内容を忘れてしまうことはありえますから、お守りがわりに持っていられた方が安心ですよね。

 

2週間前〜:自分のスピーチを動画撮影してみよう

ここからは、実際の話し方(滑舌、抑揚、表情など)を改善していく練習をしました。

 

自分がスピーチしているところをスマホで撮って、動画撮影するのです。

 

私はラッキーなことに家に旦那のカメラ用三脚があったため、三脚にスマホを取り付けて一人の時でも沢山練習することができました。

 

↓こんなやつです。

 

家に三脚がない人も、家族や友人に頼んでスマホで撮影してもらえばOKですよ。

 

なんで動画を撮るのかというと、自分がスピーチしているところを客観的な目線から見るためです。

 

客観的に見ることによって話し方のクセや表情など、直したほうがいい部分に気がつくことができます。

 

最初に自分の動画撮影をした時の私のスピーチは、ひどいものでした。

 

・えっと、えっと、って言い過ぎ!

 

・目が泳いでいて自信がなさそう

 

・声が小さい。…っていうか、私、こんな声なの!?

自分で聞いている声と違ってなんか変!

 

・喋るの早っ!文と文の間に、間(ま)がなさすぎてせわしないぞ…

 

・滑舌悪いなぁ〜^^;

 

・表情が無表情。ホントに友達の結婚、嬉しいと思ってる…?

 

これらが、私が初めて自分の動画を見た時に思った感想です。

直視するのが嫌すぎましたが、これが他の人から見えている真実の姿なんですよね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

まず現実を受け入れることが、改善するための第一歩なので…。

 

しかしこんな私でも、

 

・高めの大きな声で、ゆっくりハキハキと話す

 

・笑顔で前を見て話す

 

・文と文の間は間(ま)を空ける時間をとる

 

・語尾はだらっと伸ばさず、短く切る  ※例)ですぅ→です!

 

などを意識して

 

動画撮影→「次はここをこうしてみよう」とちょっと変えてやってみる→また動画撮影…

という練習を繰り返しやっていたら、

 

「あれ、そんなに悪くないんじゃない…?」

「普通に直視できる…。」

「ていうか普通よりもこれは、もしや割と結構、いい感じでは!?(✽ ゚д゚ ✽)」

 

と思えるくらいになっていました。

 

自分の動画を見て、「この動画のとおりに本番もできれば、人様に見せても大丈夫だな…。」と思うことができたので、それが本番で精神的な支えになったことは間違いないと思います。

 

あと滑舌を良くするための訓練については、アナウンサーがよく使っているという「外郎売(ういろううり)」の文章を読んだりしていました。

こちらの↓ブログ様に文章が公開されていますので、滑舌が心配な方は参考にしてみてくださいね!

10分で魅惑の滑舌!外郎売本文【フリガナ付き】

 

お辞儀って何回、いつするの?

お辞儀は全部で2回。

 

1ブロックで「○○(新郎)さん、○○(新婦)さん、ご結婚おめでとうございます。

ご両家、ご親族の皆様にも心からお祝い申し上げます。」と最初の挨拶をした後、

 

それから

5ブロックで「本日は、ご結婚、本当におめでとうございます。」と最後の挨拶を述べた後です。

 

話し方教室の先生いわく、

喋りながらお辞儀をするとかっこ悪い感じになってしまうそうです。

 

挨拶は挨拶できちんと立った状態で話し、すべて話し終えてから、お辞儀をするようにしましょう。

 

マイクに頭をゴツンとぶつけないよう、お辞儀する時は一歩下がってやるといいですよ。

 

1週間前〜:セロトニンを増やして、あがりにくい身体を作ろう

1週間前からは、先程の動画練習を続けつつ、脳内物質のセロトニンを増やすため

・外に出て、日光を浴びる

・ちょっとした運動をする(エレベーターを使わず、階段で上り下りくらい)

などをしました。

 

先述の鳥谷朝代さんの本に、脳内物質のセロトニンを増やすとあがりにくい身体を作ることができると書いてあったからです。

 

あと気をつけていたことは、体調管理です。

 

このタイミングで風邪をひいて、当日ガラガラ声…なんてなったら、最悪ですからね。

当日元気な状態で行けるよう、毎日6〜7時間たっぷり寝るようにしていました。

 

当日:もう一度、目的に意識を集中しよう!

当日の朝は早めに起き、家で3回位リハーサルをしてから家を出ました。

 

披露宴が始まると、司会者の方が私の席にいらっしゃり。

 

「あなたが友人スピーチをする、○○高校の同級生である〇〇さんで、間違いはないか」

「スピーチを終えた後、新婦に手紙を渡す予定はあるか」の確認がありました。

 

順番が来るまでは酔っ払わないよう、乾杯のシャンパンに口を付ける程度。

ゲップが怖いので炭酸の飲み物は頼まずに、ウーロン茶に。

 

当日意識していたことは、「目的に意識を集中しながら話す」ということです。

 

話し方教室の先生に何回も言われていたからです。

 

そもそもなぜこのスピーチをするのか?

それは、友人の魅力を参列者の皆さんに伝えるためでした。

 

普段人からどう見られるかをすごく気にしてしまい、それゆえ緊張しがちな私ですが、

 

この時ばかりは「別に、もう多少かっこ悪くなっちゃったとしても、一生懸命やれば、いいんじゃね!?」と思いました。

 

今日の目的は友人の魅力を伝えることなのであって、「私がプロのアナウンサーみたいに立派にしゃべる」ことが目的ではないはずだからです。

 

立派なスピーチよりも、一生懸命なスピーチの方が人の心を動かすこともあるかもしれない。

 

もし緊張してたどたどしくなってしまったとしても、

伝えたかったことさえちゃんと伝えられれば、友人の魅力を伝えることは十分可能なはず…。

 

とにかく…「この子がめちゃくちゃいい子だってことを、絶対に伝えるぞ!」

 

私の名前が呼ばれ、マイクの前に立った時。

 

心臓はドキドキしていましたが、しっかり前を見て、披露宴会場をきちんと見渡すことができました。

一人ひとりの顔もよく見える、大丈夫。

 

すうっと息を吸い、「○○さん、○○さん、本日はご結婚おめでとうございます!」

 

 

 

 

それから話し始めてから後のことは、無我夢中状態でやったので、よく覚えていません。

 

自分のスピーチが大成功だったらしいとわかったのは、

スピーチが終わり、

 

割れるような拍手、顔をくしゃくしゃにして喜んでいる新郎新婦の顔、そして席に戻ってから話しかけてくれた皆さんの興奮気味なリアクションを見てからのことでした。

 

本番であがらなかった理由

私が本番で過度に緊張しないですんだのは、逆説的ですが

 

「もう、多少あがっちゃったとしてもいいや!」

「別に、あがっていることが皆にバレたっていいや!」って思えたからだと思います。

 

多分、あがり症の人って過去の私とおなじく、

 

「あがっていることは恥ずかしいこと」とか

「あがっていることをバレてはいけない」とか思っている人が多いと思うんですよ。

 

でも、あがっていることをバレてはいけない、とか思うと、すごく話すのが辛くなる。

 

ていうか、結婚式みたいな大舞台になったら誰だって緊張するのは当然なんですよね。。

 

自分の友人スピーチが終わった後に他の結婚式にも出席しましたけど、

 

改めて友人スピーチしている人たちを見てみたら、みんなやっぱり、大なり小なり緊張しながらやっていましたよ。

 

だから、あがっていることが他の人にバレたって、ぜんぜん恥ずかしいことないです!!

 

緊張してるなあって思われても、結婚式って基本あたたかい場なんで「頑張ってるな〜(*^^*)」って微笑ましく思われるくらいですから。

 

最後に

このような弱小ブログにたどり着くほど、話すのが苦手でスピーチに困っているのに

友人スピーチを引き受けることにしたあなた。

 

あなたははとっても勇気があって、友達思いな素敵な人です。

 

こんなに真剣にスピーチのことを考えてくれるお友達がいて、その新郎新婦さんは本当に幸せ者ですね(*^^*)

 

あ〜だ、こ〜だ、とここまでスピーチのコツみたいなことを長々と書いてきましたが、

 

正直、仲良しのあなたから一言述べてもらえるってだけで、新郎新婦はもうめちゃくちゃ嬉しいはずです。

一番大事なのは、やっぱり、あなたからの「おめでとう〜〜!!」っていう気持ちですよ♪

 

 

書きたいことが沢山ありすぎてものすごく長文になってしまいましたが、私が経験したことが少しでもあなたの役に立てば幸いです。

 

あなたよりも少しだけ早く友人スピーチをした者として、あなたのスピーチの成功を心から願っています。

 

matoko